豊郷台は宇都宮市街地に隣接する宇都宮丘陵の西側に位置する、計画的に宅地開発された「宇都宮の山の手」と呼ばれる良好な住環境の地域。今回の計画は、土地探しから参加させて頂いて、北西に広がる日光連山と、里山に沈みゆく夕日を眺めることができる絶景の敷地です。
この見晴らしが今回の計画の重要なキーワード!
すまい手の要望から、外観は敷地周辺との調和を重視した抑え気味のデザイン。
平面計画は山並みを眺めることができる、とっておきの仕掛けは言うまでもありませんが、駐車スペースとアプローチを兼ねた招き屋根のエントランス、吹抜けを介してファミリールームとストーブ室をつなぐ、どこに居ても家族の気配を感じることができるすまい手のライフスタイルに即した空間に仕立てています。