山形建築研究所

デザインポリシー
高峰の家
▲ 高峰の家
大曽の家
▲ 大曽の家
清住の家
▲ 清住の家
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作品集のページです。
永く愛される「モノ」
山形建築研究所のデザインポリシーは
「機能するモノの飾らない美しさ」を見つけるということです。
それは、そのモノの役割を無理なくデザインして伝える作業です。
カタチ以前のモノの役割の部分に立ち帰り
そこに美しいバランスを見い出していきたいと考えています。
基本的な部分に美しいバランスを付与することに
デザインの重点を置いています。

住まいは、とても長い時間持ち続けるものです。
住まいがひとと付き合う時間は、電化製品や自動車などと比べ物になりません。
人の好みや流行は移ろいやすいものです。
デザインの流行や一時の偏った好みを強く反映すると
時間の流れに耐えられず、住まいの物理的な寿命よりも先に
デザインの寿命が尽きてしまいます。
表層的なデザインの流行の移り変わりはめまぐるしく
さまざまなデザインが消費されてきました。
しかし、そんな安易な消費スタイルは、少しづつ影をひそめ
ひとは、出会ったモノたちと、できるだけ長くつきあっていきたいと
考えるようになってきたと感じます。
こうした時代の流れの中で、私たちのつくるモノも
モノと長く付き合いたいと思う人たちと出会い
永く愛されてほしいと願っています。


良質住宅の基準
鷲宿の家
▲ 鷲宿の家
Yビル
▲ Yビル
平ヶ崎の家
▲ 平ヶ崎の家
西大寛の家
▲ 西大寛の家
石井の家
▲ 石井の家
Onsen Ryokan 山喜
▲ Onsen Ryokan 山喜
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本当に暮らしたいのは素朴で地に足がつき、30年後、50年後に、今よりもさらに味わい深くなっている家ではないでしょうか。流行にとらわれず、派手な造形を追わず、まっすぐに美しい…そんな住まいを目指しています。
1 | ほどよい広さ
住まいは、大きい必要がありません。
しかし、過剰な最小限主義を標榜はしません。
住まいの、ほどよい広さとは、どのくらいでしょうか。
生活する上で過不足のない規模として「4人家族で30坪」という具体的な数値を考えています。
個人差・家族構成などを勘案し
住宅の適正規模として35坪を、ほどよい広さと考えています。
2 | 適正なコスト
一般の生活者が普通に建てられる住まい。
これが家づくりの本来あるべき姿です。
そのためには、経済性を念頭においた設計が不可欠です。
材料を吟味し、創意工夫し、適正なコストで住まいをつくる。
これは重要な命題であると考えています。
3 | 時代に耐えうる仕様
本来、住まいの良し悪しは30年、50年という
長いスパンの評価で決すべきものです。
高齢化社会では、なおさらのことです。
住まい、ひとときの輝きだけではだめです。
変化に対応できるプランと同時に、色あせない、古くならない素材の選び方が重要です。
突飛なものは避け、ベーシックな住まいを優先するべきです。
4 | 生活本位のプラン
いたずらな虚栄心で、これみよがしな住まいをつくらないこと。
そこに住まう方が、『どんな暮らしをしているのか?』
 そして 『どんな暮らしを望んでいるのか?』 
じっくりと観察し、暮らしを真摯に見つめ、総合的に完成度の高い
『暮らしから遊離しない』 生活本位のプランをご提案します。
5 | 無駄を省き、切実に合理性を追求する
無駄なことはしない、もったいないことはしない
それが当たり前の生活規範ではないでしょうか。
物質的な豊かさの陰で、現代人はそのことを忘れてしまいました。
生活に根ざした合理性の追求から生まれるシェイプアップされた住まい
材料を無駄なく使った簡素で美しい家が
真に健やかな住まいだと考えます。
6 | 空間としての豊かさ、品格を保つ
贅を凝らした材でつくられた大豪邸でも貧相で品のない住宅があります。
一方で、小さくとも、質素であろうとも、品格を兼ね備えた豊かな住まいがあります。
優れた住宅設計とは、厳しい制約から、最大限の豊かさを引き出す錬金術のことです。
面積では計れない、空間としての豊かさをもつ住まいのご提案をいたします。

設計作法
高峰の家
▲ 高峰の家
大曽の家
▲ 大曽の家
清住の家
▲ 清住の家
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「和」の感性で住まいを創る
今日の私たちの住まいには、和室と洋室があります。
社会の近代化に伴い生活の「洋」への傾斜が強まり、洋風が住まいの主要部を装うことになってきました。
しかし、和室へのこだわりは依然として根強く、私たちの生活感覚の中にあります。
理想的には、和と洋の融合、できれば「和」の優位のもとに
「洋」を包み込んだ空間を望んでいるのではないでしょうか。
和と洋の並存する「かたい構造」から生まれる、ぎこちない境界をあいまいにして、
私は和と洋が連続する「やわらかい構造」をつくりたいと考えています。
そして、細部にこめた感性が住まい全体にひろがる「和」による現代的な住まいをめざしています。
山形建築研究所が目指すもの
生活に基づいた住宅設計
人間が生きるため、生活を楽しむため、休息をするために住まいはあると考えています。
その人間の生活、行動を、まずしっかり把握し、認識する事。
当たり前の事への再認識
設計行為そのものに没頭し、自然界の法則や人間の行為、行動等、
生活の基本を忘れ、単にデザインのみに走ってしまわない事。
生活を楽しむ
普段の生活を楽しむために、いろいろ工夫する。
その工夫があってこそ喜びが生まれ、生活に潤いが出てくる。
プレゼンテーションセオリー
話し合い、意見を聞き出す中で、
生活の場面における家族間の関係性を明瞭に浮き立たせることから始めます。
その関係性とは、朝食の時間帯とか、就寝のパターンとか、
居間の利用のされ方など、家族間相互、
あるいは家族と空間との間で日常的に起こってくる、具体的な事柄の集積です。
できる事も、できない事も、あなたのご要望・ご意見は何でも、おうかがいいたします。
それをこちらで交通整理することからスタートいたします。


二世帯住宅のすすめ
中原の家
中原の家
▲ 中原の家
三世代のための住まい
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大人数で住むことは、にぎやかで楽しい!
 家族の生活にフィットする住まいを、ご提案いたします。

二世帯住宅とは、読んで字のごとく2つの世帯が同居する家です。
ニ世代のための住まい 敷地を共有し、ひとつの家に住むのですから
コストパフォーマンスの優れた住まいと言えるでしょう。
生活面では、親世帯からすると、『もしも自分に何かあったら』という不安をぬぐう事ができ
子世帯にとっては、子供の面倒を見てくれれば、二人揃って働きに出たり、自分の時間をもてたりもします。
二世帯住宅とは、各世帯のデメリットを解消し、お互いのメリットを生み出す合理的な住まいといえるでしょう。
大人数で住むことは、にぎやかで楽しいし、子供の教育にとってもいいことです。
しかし、メリットばかりではありません!
身内同士の生活だけに、言いたい事をぶつけ合えば喧嘩になるし
嫁姑の間では、言いたい事を言えずにストレスをためてしまう場合もあります。
そんな家族間の関係をプランに置き換えて、人間関係の間合いを上手に調整する事が大切です。
二世帯住宅のタイプとしては
設備面での共有部分がない<二世帯分離型>
一部共有する<二世帯部分共有型>
世帯間の独立性がない<二世帯融合型>などがあげられます。
このような、いくつかのタイプにカテゴライズする事は
そこに住む人々の生活をありきたりの型にはめてしまう事になります。
家族同士の関係や生活は千差万別です。
そして、必ずその家族のオリジナリティが存在します。
『二世帯住宅を考えているのですが、なかなか意見がまとまらない!』
そんな時は、一度ご相談をなさいませんか?
双方のご意見をじっくりうかがい、「自分たちにフィットするすまい」 をご提案いたします。

業務範囲 〔栃木県〕 宇都宮市・足利市・小山市・大田原市・鹿沼市・さくら市・佐野市・下野市・那須塩原市・那須烏山市・日光市・真岡市・矢板市・他
〔茨城県〕結城市、筑西市・他〔群馬県〕太田市、桐生市・他〔埼玉県〕羽生市・行田市・他〔福島県〕白河市・他、関東甲信越地域
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