帰りたくなるすまい
夕暮れの時、遠くの家に灯がともっている様子を見ると、どこか懐かしい気持ちがこみ上げてきます。・・・夜遅く帰ってきた父親のために寝室の窓に灯りがついている。または早めに帰ってきたお父さんをリビングから「お帰りなさい」と向かえる。きっとそんな情景のなかに、そこに暮らす人たちの温もりを感じるのでしょう。
「ここに家がありますよ」と主張している屋根。「おかえりなさい」と招くような玄関。家の雰囲気を外にこぼして見せてくれる窓。帰ってくる人への心づかい・・・ということを大切にしました。きっと、そこには、『帰りたくなるすまい』があります。